AKA-博田法は腰痛や肩、膝など関節痛の治療法です。東京都豊島区の望クリニックはAKAと遠絡療法の専門医療機関です

東京都豊島区雑司が谷2-4-1
    03-3986-7889
AKA博田法 臨床実績
症例と診断・治療の実績
院長・住田憲是より
AKA-博田法について
遠絡療法について
なぜ治らないのか AKA-博田法とは 遠絡療法について
一般整形外科治療との違い AKA-博田法の治療対象 遠絡療法の症例
初診時のながれ AKA-博田法で取れない痛み 望クリニックにおける遠絡療法
整形外科で手術と言われた方へ AKA-博田法の治療の実際 遠絡療法の受診のご案内
手術しても痛みの取れない方へ AKA-博田法と画像診断 遠絡療法の費用
AKA-博田法類似治療へのご注意 AKA-博田法と咬合治療 遠絡療法担当者経歴

腰椎椎間板ヘルニア 【腰痛・下肢痛】

腰椎椎間板ヘルニア 一般論

背骨を構成する1つひとつの骨を椎体といいます、そのうち腰の部分にあるものが腰椎で、腰椎と腰椎の問にあってクッションの役目をしているのが椎間板です。椎間板の中心には髄核と呼ばれるゼラチン状のものがありますが、加齢とともに弾力性を失います。この椎間板の周辺部分である線維輪の亀裂から、椎間板の中心部分である髄核が脱出し、神経を圧迫して、腰痛やお尻の痛み、足先に放散する痛み、シビレ、足に力が入らなくなった状態(いわゆる根性坐骨神経痛)を腰椎椎間板ヘルニアと言います。人口の1%程度に認められ、20~40歳代に多く、男性が女性より2~3倍多く、原因は、加齢的な変化に加え、軽微な外傷(捻挫や打撲など)や長時間一定の姿勢を強いる作業、スポーツ傷害などが誘因となって発生します。中には、重いものを持った際や「くしゃみ」などをきっかけに発症することもあります。


望クリニックでの考え方

当院に腰椎椎間板ヘルニアと診断されて手術をしたが症状が良くならなかったり、元の症状が良くなったが手術前とは違う場所に症状が出てきた、といった方が多数来院されます。これは、現在の整形外科の概念に「関節の機能異常が痛み等の症状を引き起こす」という概念がない事によると考えています。関節の機能異常はMRI等の画像には表れませんので痛みの原因がMRIで認められているヘルニアが原因であれば手術をすれば治癒します。しかし原因が関節の機能異常であった場合は手術をしても痛みが治る事はありません。

当院では他の整形外科で腰椎椎間板ヘルニアと診断された方に対しまずAKA-博田法で本当の原因が何であるか再診断します。

そして次のように分類して適切な治療を行っていきます
仙腸関節を主とした関節の機能異常が原因(全体の85%程度)
AKA-博田法を主にした治療をしていく。
本当に腰椎椎間板ヘルニアによる神経の障害が原因(全体の10%程度)
手術を専門とする医療機関に紹介し手術をお願いする。
主な紹介病院:広尾日本赤十字病院、東邦大学病院等
精神科的な疾患、その他
痛みを専門とする精神科の専門医に紹介。
主な紹介先:高田馬場新沢ビルクリニック

このように腰椎椎間板ヘルニア(以下ヘルニアと表記)と診断された患者さんにAKA-博田法を行って再診断して適切な治療が行われるようにしています。

望クリニック 症例

当院で他の医療機関でヘルニアと言われた方をAKA-博田法で再診断しました所、そのほとんど(約85%)が腰椎椎間板ヘルニアではなくて仙腸関節を主とした関節の機能異常が痛みや痺れの原因でした。

この事よりヘルニアと診断された方は、手術をする前に必ずAKA-博田法を受けて仙腸関節を主とした関節の機能異常が原因でないかどうかを再診断する必要があると当院では考えています。

実際に治療を受けた患者さんの症例
S40 女性 主婦
患者さんからの来院までの経過
平成16年にぎっくり腰をした。それから年に数回ぎっくり腰を繰り返し慢性的な腰痛に悩まされていた。一番初めにぎっくり腰をした時は整形外科受診してぎっくり腰といわれて牽引や鎮痛薬による治療をしたが、よくならないので脊椎専門の病院に受診。腰椎椎間板ヘルニアと診断され、手術を勧められた。手術に抵抗あり、まずは神経ブロックと鎮痛薬による治療をした。神経ブロックの効果は1日位しか持たず2,3日すると結局は同じ痛みが出てくる。手術をしないと治らないといわれているが、手術の前に何か治療法はないかと思って色々な治療を試している。整体や鍼治療、カイロプラクティックのような治療もしてきましたがどれも1,2日位痛み楽になるが、結局ですぐにいつもと同じ痛みになってしまう。平成20年にかなり強く整体治療をしてもらってから両方の股関節に痛みが出始め、歩きにくくなっしまった。

他院での診断:近くの整形外科:ぎっくり腰、急性腰痛症
    脊椎専門病院:腰椎椎間板ヘルニア
他院での治療:牽引、鎮痛薬、神経ブロック
    他に整体、鍼、カイロプラクティックの様な民間療法も試している。

望クリニックでの診断、治療
来院時の症状
症状は下図の通り。

腰痛と両股関節痛
歩行は歩けないわけではないが足が出にくい感じがつねにあり、30分位の歩行で痛みが強くなり歩けなくなる。安静時にも痛みがあり、夜眠れない事もある。お風呂など温めると痛みは楽になる。麻痺など神経障害を疑う症状や所見はなかった。

来院後の経過、患者さんの自覚症状の経過
AKA-博田法初回後:患者さんより歩行時に足がでやすくなりました、腰の痛みも少し軽い感じがします。と変化がみられた。
3回目:前回後1週間とても調子良かったんですが、掃除をした際に中腰の姿勢をしたらまた腰痛がでてきました。
5回目:最近、掃除をしても腰痛でなくなってきました。歩いても以前のように股関節が痛くならなくなりました。
9回目:日常生活に困らなくなりました。でもまた痛くなったら嫌なので定期的に通院しようと思います。現在、予防の為に1カ月から2カ月に1回通院している。時折痛み出る事はあるが以前のような痛みになる事はなく日常生活に困る事はないとの事。

考察
AKA-博田法により症状の改善があった事から原因は腰椎椎間板ヘルニアではなく仙腸関節であったと考えられます。手術をしても治る事はなかったでしょう。仙腸関節は中腰をした際に一番ひっかかりやすい状態になります。ぎっくり腰は中腰姿勢で何かをした際に仙腸関節がひっかかってしまった事で痛みがでるのが大半のようです。腰椎椎間板ヘルニアは症状改善後にMRIを撮影しましたがもちろんAKA-博田法でひっこんでいるという事はなく治療前のMRIと変わりない状態でした。その事からも、ヘルニアは原因ではなかったという事を表していると考えられます。

また、この患者さんは、整形外科での治療以外に整体やカイロ等の様々な民間療法を行っていました。どの民間療法も治療後、数日は楽になり効果がありました。これは整体等で痛みの根本原因である仙腸関節のひっかかりが少し取れた為に楽になったのではないでしょうか。よく病院で神経ブロックや薬物治療をしても治らなくて手術だと言われたのに整体やカイロプラクティック等の民間療法で治ったという話があります。これは、明らかな麻痺がなければ、痛みの原因は関節の機能異常がほとんどであるので整体の様に関節を触る治療法の方が神経ブロックや薬物治療に比べて治る事が多いのではないでしょうか。

しかし、関節の機能異常とは数ミリのもので、かなり微妙なものです。強い力で関節を触ったり、むやみやたらと関節を動かすと新たな関節の機能異常、端的に言うと関節をひっかけてしまう事があります。この患者さんは平成20年に強い整体治療を行ってから股関節痛が起きています。これは強い力で関節を触った為に関節が引っ掛かってしまった為だと考えられます。その証拠に関節運動学に基づきAKA-博田法で関節の機能異常を治療していった所、股関節痛も治癒していきました。

S34 女性 看護師 手術歴あり
患者さんからの来院までの経過
仕事柄、中腰姿勢が多いので腰が痛くなる事は時々あったが、それ程には酷くなる事はなかった。しかしH19頃より仕事が忙しくなり、左の腰から左のふくらはぎにかけての痛みと痺れが出現した。整形外科で5番目の腰椎椎間板ヘルニアと言われ、投薬治療と神経ブロックをしたが良くならないので、意を決してレーザーによる手術を受けたが痛みや痺れには全く手術前と変わらなかった。来院時は痛みが酷くて仕事を休んでいる。

他院での診断:腰椎椎間板ヘルニア
他院での治療:鎮痛薬等の薬物治療や神経ブロックをしたが効果なし。
         レーザー手術も同様で効果なし

望クリニックでの診断、治療
来院時の症状:歩行は1-2分程度、立位は10-15分程度で腰が痛くなるが歩けなくなる程ではない。
現在、休職中だが仕事後は特に痛みが強くなっていた。
筋力低下、麻痺などの神経障害はなし。来院時の症状
症状は下図の通り。

来院後の経過、患者さんの自覚症状の経過
AKA初回後:痛みは変わりませんでした。
2回目:前回はあまり変化を感じなかったのですが今回は腰の痛みが少し楽になった感じがします。
5回目:治療した後、数日間左下肢の疼痛がとても楽でした。全体的に楽になってきた感じがあります。
7回目:AKAをする前より比べて半分くらい症状がなくなってきました。
現在:その後もAKA‐博田法を続け、半年後には仕事に復帰する事が出来た。しかし看護の仕事は仙腸関節に負担がかかりやすい為、疲れてくると痛みが強くなってくるとの事。そのため、現在でも月に1回の治療を続けている。

考察:
AKA-博田法による診断を受ける前に手術をしてしまった症例です。この症例の痛みの原因は仙腸関節でしたので当然、手術では良くなりませんでした。手術の前にAKA-博田法を行っていればこのような無駄な手術は防げたのではないかと思います。通常、手術をした後はAKA-博田法に反応しにくくなる傾向にあるのですがこの症例は比較的反応良好で症状が軽快していきました。しかし、手術による影響で仙腸関節の機能異常が完全に治癒する事はなく、又、普段より仕事で仙腸関節にかなりの負担をかけている為に完治までは至りませんでした。

20代 女性 左足首、親指に力が入らず、しびれと腰痛があった症例
患者さんからの来院までの経過
H23年9月にぎっくり腰をして以降、腰痛が出現。
H23年10月より左足首と親指にシビレが出現、力が入らずに反らすことが出来なくなり、都内の大学病院に受診。MRIで腰椎の4番目と5番目の間の椎間板ヘルニアと診断。このままでは麻痺が残ると言われ手術を勧められる。できれば手術を避けたいと思い、他に治療法がないかとH23年11月、当院を受診。

他院での診断:腰椎の4番目と5番目の間の椎間板ヘルニア
他院での治療:鎮痛薬等の薬物治療や神経ブロックをしたが効果なし。 
     早急に手術を行わないと麻痺が残ると言われている。

望クリニックでの診断、治療
来院時の症状
腰痛、左膝痛、左足首と親指には力が入らず、しびれた感じがある。いずれも症状は左側のみ。
腰痛や左膝痛は、じっとしている時は痛まず、温めると楽になり冷えると悪化する。
足のしびれた感じや、力が入らない状態は常にある。しびれの為感覚も鈍い。
左足首と親指に力が入らず、上に反らす事ができないため、つま先を挙げた状態で歩く(踵歩き)ことができない。
症状は下図の通り。

第4.5腰椎の間、上記の赤丸の部分で神経が圧迫されているようにみえる

来院後の経過、患者さんの自覚症状の経過
AKA初回後:「少しだけ左足首、親指に力が入り、そり返す事ができます。しびれは変わりません。腰の痛みは少し良いようです」
→AKA後に左足に力が入るようになったため、関節機能障害がこれらの症状に関係している部分があると考えられた。しかし、AKA後も全ての症状が改善しきれていない事と、当院に持参したMRIの所見と患者さんの症状が合致していた事から、この時点で患者さんの症状の原因については以下のように考えられた。

①関節機能障害のみ原因
②関節機能障害と神経の障害の両者が合わさっている
上記②であれば、AKA以外に手術も検討する必要がある為、前医の大学病院に筋電図(神経障害について、より精密にわかる検査)を依頼し、その結果とAKAの反応で手術を検討する事にした。

AKA2回目(2週間後):
治療前:「前回、AKAを受けてから腰痛と膝の痛みはあまり感じなくなってきました。左足首と親指の力は、入るようになってきました。AKAを受けるようになって良くなっている感じがあります。でもこの間○○大学で筋電図をしてきましたが、やっぱり神経の障害が原因と言われました。私の足の力が入らない原因は一体何なのでしょうか。」
治療後:「左の足首も親指も大分力がはいります。治療前に比べて明らかに違います。でもまだ正常の足に比べれば完全ではありません」
→AKA後に明らかに足に力が入るようになってきたため、最も考えられる原因は関節機能障害であった。治療後に残る症状は、関節機能障害が治る途中の為であり、このままAKAを続ければ治癒していくと考えられた。
しかし、筋電図で神経障害という結果が出た事と、AKA後も力が入らない状態の回復が完全ではない事から、この時点でも神経障害は否定できなかった。
その為患者と相談し、AKAは続けながら前医とは別の脊椎の専門病院に紹介し、手術適応か診察してもらう事にした。


AKA2回目の2週間後
ご本人より電話:「あれから、何日かして左足の力が完全にはいるようになりました。今は、腰痛も膝の痛みもありません。治ったみたいです、なので紹介された脊椎専門の病院にはいきませんでした。」
→すべての症状がなくなり足にも力が入るようになった為、治療終了。

考察:
AKAのみで全ての症状が良くなったため、関節機能障害が原因であったと考える。足の力が入らない状態(以下、筋力低下)は、AKAにより関節機能障害を治療すると改善するものがあります。これは神経が原因で起こる筋肉の麻痺とは異なるものです。

関節機能障害は手術で治療できず、神経障害はAKAでは治療できない為、治療も前者はAKA、後者は手術となります。
一般の整形外科では関節機能障害が原因で筋力低下が起こることを知らないため、神経障害と診断し手術します。AKAを知らないと、関節機能障害が原因で起こる筋力低下は見逃されてしまうのです。

特に本症例のように、筋力低下所見とMRI、筋電図の所見が一致している場合、99%神経異常所見が原因であるとも言えます。しかし、MRI等の画像所見と痛みやしびれ等の自覚症状が一致しないことが多々あります(HP:AKA-博田法と画像診断参照)。また、筋電図は優れた検査ですが、その診断は熟練を要するため検者により結果が左右されます。この症例は患者さんの話のみで、詳細が不明なため、その結果を鵜呑みにすることは出来ませんでした。
関節機能障害によって筋力低下が起こる事は、AKAに熟練した医師以外にはあまり知られていません。筋力低下を伴う患者さんを診療する時は、その原因が関節機能障害か神経障害かをAKAにより診断する事が必要です。

上記の考えで神経障害が原因と診断された筋力低下を、AKAにより関節機能障害の有無について診断をした結果、この患者さんは関節の機能障害が原因であり、予定された手術を受ける事はありませんでした。

本症例のように症状とMRI、筋電図までが一致しているケースで関節機能障害が原因であったケースは稀です。その為AKAで関節機能障害の可能性を除外しなくてもほとんどの患者さんは手術で良くなると考えられます。しかし、100%完全な検査というものは存在しません。現にこの患者さんのように関節機能障害が本当の原因でも、たまたま神経障害が原因と診断されて手術をされる患者さんもいます。不必要な手術を少なくする為にも筋力低下の診断にはAKAによる診断が必要不可欠であると言えるでしょう。

診療科目
 ・整形外科
 ・リウマチ科
 ・リハビリテーション科
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