変形性膝関節症 【股・膝・足関節の痛み】-2

tel:03-3942-7886

東京都豊島区巣鴨1-14-3藤ビル地下1階

  • TOP
  • 変形性膝関節症 【股・膝・足関節の痛み】-2

変形性膝関節症 【股・膝・足関節の痛み】-2

変形性膝関節症の症例トップに戻る(前のページ)

変形性膝関節症の症例

71歳 女性

来院までの経過

左膝(向かって右側)は
人工関節の手術後。

平成元年に父親の看病でぎっくり腰になる。それ以降、度々ぎっくり腰を繰り返す。平成14年頃から左膝の痛みが出現、近医整形外科で変形性膝関節症と診断され、鎮痛薬とヒアルロン酸による治療を受けていた。しかし、徐々に痛みが強くなり平成16年7月に大学病院で左膝の人工関節置換術を受けた。術後しばらく良い状態が続いたが、平成18年に右膝が痛み始めてきた。手術をする前に何か治療法がないかと思い当院受診。

他院での診断 両変形性膝関節症
他院での治療 左膝:ヒアルロン酸注射、鎮痛薬による保存療法を2年程行ったが痛みが強くなってきたので、手術(人工関節置換術)
右膝:ヒアルロン酸、鎮痛薬による保存療法を約2カ月加療
来院時の症状 階段昇降等で右膝の痛みが強くなる。趣味でダンスをしていたが右膝の痛みが強くできない。左膝は手術をしてから痛みは楽になったが、ひきつる感じが常にある。症状は安静時や温めた時が楽になるとのこと。

AKA-博田法後の自覚症状の経過

AKA-博田法初回(H.18) 歩行時の右膝の痛みは軽くなり、左膝のひきつりもなくなった。
3回目 AKA-博田法後は歩きやすくなり、右膝の痛みも楽になるが1週間ほどで元に戻ってしまう。
5回目 痛みは初めの半分くらいです。日常生活には困りません。
現在 1カ月に1回AKA-博田法を行う事で右膝の痛みはコントロールされ、趣味のダンスも問題なくできている。

考察

この方は、平成元年にぎっくり腰をした際に仙腸関節の機能障害を起こしたのが元々の原因と考えられます。一度、機能障害を起こした仙腸関節はAKA-博田法を行わないとなかなか治りません。そのため、ぎっくり腰を繰り返すといったことが起こりうるのです。
仙腸関節の機能障害は体のどこにでも(特に負担がかかる部位に)痛みや痺れを引き起こします。この方の場合はダンスで酷使していた膝が痛くなりました。まずは左膝が痛み始め、整形外科で一般的な治療を受けましたが良くならず、結局は手術となってしまいました。手術後痛みは良くなりましたが、痛みの原因である仙腸関節の機能障害は治療していないため、今度は右膝が痛くなりました。
つまり、原因は仙腸関節の機能障害のままですが、症状(痛み)が別の部位に現れたのです。右膝は手術以外に何か良い方法は無いかと思い当院を受診、AKA-博田法を行いました。その結果、右膝の疼痛は軽減したため痛みの原因は仙腸関節の機能障害と診断し、治療を継続しました。通い始めて4年が経過しましたが、痛みが少ない状態でコントロールできており、手術をする事無く過ごしています。
この方は、左膝が痛くなった時点でAKA-博田法を行っていれば左側も手術をしないですんだ可能性があります。更に言うと、ぎっくり腰をした時にAKA-博田法を受けていれば膝の痛みを起こす事もなかったかもしれません。
変形性膝関節症の方の痛みの原因で最も多いのが仙腸関節の機能障害です。まずはAKA-博田法を行い、その痛みが仙腸関節の機能障害によるものかを診断する必要があるでしょう。