急性腰痛症(ぎっくり腰) 【腰痛・下肢痛】

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急性腰痛症(ぎっくり腰) 【腰痛・下肢痛】

急性腰痛症 一般論

急性腰痛症とは突然のように痛み出す腰痛のタイプの1つで、代表的なものには、ぎっくり腰があります。

急性腰痛症は、重い物を持ち上げる時や、急に腰を捻る動作をした時などに発症します。
腰がその動きや負荷に耐えられず、何らかの形で支障をきたし、痛みが生じます。急性腰痛症は腰の痛みが関係しますが、腰のどの部分が痛むか、原因がどこにあるかは人によって、そのケースによって異なると言われています。

一般的に急性腰痛症で痛めやすい箇所としては、腰椎、背筋や筋膜などです。同時に複数の箇所を痛めることもあります。治療の基本は安静です。

望クリニックでの考え方

急性腰痛症の多くは、中腰で腰を捻った際に仙腸関節がねじれた位置で引っ掛かり動かなくなったり、炎症を起こしたことで痛みが起こると考えます。治療はAKA-博田法により仙腸関節のねじれを取り除き、滑らかに動くように治療します。
当院で、急性腰痛症に対して次のような研究を行い発表しました。

【表】

急性腰痛比較試験:構造化抄録
研究デザイン
前向き(prospective)、無作為試験
対象者
2001年12月1日~2002年6月30日までに初診した発症後一ヶ月以内の急性腰痛の患者118名で、骨折、腫瘍、感染症を原因とした腰痛を除いたものを対象。
介入
初診患者にたいしてAKA‐博田法のみで治療した群をAKA‐博田法群とし、整形外科の通常の腰痛治療を行った群を通常治療群とした。
主要検討項目
年齢、性別、初診時の痛みの程度について、AKA群と通常治療群の母集団に偏りはない。
腰痛の評価はVAS及び日整会腰痛判定基準をもちいエンドポインドは疼痛の消失とした。
追跡期間は2ヵ月。

急性腰痛症の患者を安静のみで治療した群とAKA-博田法を行った群で比較すると、安静群は完全に痛みが消失するまで1カ月以上かかる方が50%以上いましたが、AKA-博田法を行った群は2週間以内に完全に痛みが消失した方が約80%でした。
この事から、急性腰痛症にAKA-博田法は非常に有効であると考えています。