仙腸関節と痛みの関係

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仙腸関節と痛みの関係

仙腸関節は、長い間動かない関節と考えられていたため、研究をあまりされていない関節でした。そんな、仙腸関節も博田節夫先生がAKA-博田法を開発した事で徐々に研究が進められていきます。

AKA-博田法は、どうしても痛みに対する治療効果に注目されがちですが、もともとは関節包内の動きを改善する目的で開発されました。しかし、AKA-博田法の開発過程で、仙腸関節の関節機能障害を改善すると腰痛だけでなく肩、膝、股関節など体の様々な部位の痛み(関連痛といいます)が消失する現象が発見された事から、仙腸関節の関節機能障害から起こる痛みについての研究が急速に進んでいきます。

特に、AKA-博田法で仙腸関節等の関節機能障害を改善すると腰痛だけでなく肩、膝、股関節など体の様々な部位の痛み(関連痛といいます)が消失する現象が発見された事は特筆すべきことでしょう。
しかし、なぜ仙腸関節の関節機能障害から痛みが出るのか、特になぜ仙腸関節から離れた部位に痛みを生じるのかについては、まだわかっていません。

おそらく、脊髄を介する事なく、脳の痛覚中枢に伝達する経路が存在しているのではないかと考えられていますが、この経路についての研究はまだ十分ではありません。
しかし、昨今は仙腸関節についての研究が国内外でも進んできています。近い将来、仙腸関節機能障害から痛みが起こるメカニズムについて解明されるのではないでしょうか。